ブックメーカーのオッズの見方を詳しく解説

ブックメーカーのオッズの見方を詳しく解説

ブックメーカーで稼ぐためには、オッズについての正しい理解が不可欠です。見方や意味が分かっていないままにブックメーカーで賭けても、思うように配当を得られなかったり、全く的中させられなかったりと、良いことはありません。

そこでこの記事では、オッズの意味や様々な表記方法がある見方について、詳しく解説していきたいと思います。

ブックメーカーのオッズとは

ブックメーカーのオッズとは

ブックメーカーを利用する際に、必ず確認すべきポイントが「オッズ」です。オッズとは、仮に的中した場合にどれだけの配当を受けられるかということを示した数値のこと。それぞれの事象について、数値には差があり、一般的には

高いオッズ 低いオッズ
実現可能性は低い 実現可能性は高い

という見方をすることができます。高いオッズを的中させた場合には、一気に軍資金を増やすことができ、低いオッズを的中させたとしても、少ない配当しか得られないのです。

つまり、高オッズの賭け方は「ハイリスク・ハイリターン」、低オッズの賭け方は「ローリスク・ローリターン」であると言えます。

比較的高いオッズになる賭け方

比較的高いオッズになる賭け方

絶対にこの方法ならば高いオッズになる、というものではありませんが、比較的高いオッズが設定されやすい賭け方を紹介します。

  • 実力的に劣るチームの勝利
  • 単なる勝敗予想だけではなく、正確なスコアや得点差も込みにした予想
  • 滅多に起こりえない得点数の予想(サッカーの場合、5点以下、8.5点以上など)
  • 複数の試合結果の組み合わせ予想(マルチベット)

最も分かりやすいのは、実力的に劣るチームの勝利を予想する賭け方です。強豪チームと弱小チームの試合であれば、当然強豪チームの勝利の可能性が高いので、オッズは低くなります。一方で、勝利の見込みが薄い弱小チームの勝利オッズは、高く設定されるのです。

なお、低いオッズを組み合わせにより同時に賭ける「マルチベット」を利用すると、自分の好みでオッズを高めに設定することができます。「マルチベット」は競馬で言うと、「馬単」「3連単」のようなもの。

予想が全て的中した場合のみ、払い戻しを受け取ることができるという方法です。例えば、サッカーの試合において、別々の試合でそれぞれ1.5倍のオッズがあるとします。この2つの試合について、100ドルをマルチベットで賭けたとしましょう。

仮にこの予想が両方的中した時、受け取れる払い戻し金額は

50ドル×1.5=75ドル
50ドル×1.5=75ドル
75ドル+75ドル=150ドル

 

となるわけではありません。マルチベットの場合には、それぞれのオッズが掛け合わされて、再計算されるので、受け取れる払い戻し金額は

100ドル×1.5×1.5=225ドル

となるのです。このようにマルチベットを用いることで、低いオッズであったとしても、高い数値に設定し直すことができるのです。なお、予想が1つでも外れた場合には、払い戻しを受け取ることができないという点は注意が必要です。

なお、ブックメーカーでは大きなリーグ戦やトーナメントの開幕前に、優勝予想のオッズも提示されます。もちろん強豪チームの優勝予想は、それほど高いオッズが付かないのですが、特に期待されていないようなチームの場合には、高いオッズが付けられます。

これまでで最も高いオッズが実現したといわれるのが、2015/2016年のイングランド・プレミアリーグの優勝予想オッズです。このシーズンは、開幕前に降格候補にも挙げられていたレスターFCが優勝したのですが、その時のオッズは何と5001倍。

優勝が現実味を帯びてきた時期になると、ブックメーカー側から予想者に対して、キャッシュアウトを促す相談も多々寄せられたのは有名なエピソードです。

比較的低いオッズになる賭け方

比較的低いオッズになる賭け方

ブックメーカーでオッズが低めに設定されるのは、高いオッズになる場合の逆パターンです。具体的には

  • 実力的に勝るチームの勝利
  • 勝敗予想のみのシンプルな予想
  • ほぼ確実に起こりうる得点数の予想(サッカーの場合、5点以上、8.5点以下など)
  • 1つの試合のみに賭ける(シングルベット)

このほかにも、例えばライブベットにおいて、試合時間が残り少ない段階で、リードを奪っているチームの勝利に賭けるというような場合は、オッズはかなり低く設定されています。

3種類のオッズ表記とその見方

3種類のオッズ表記とその見方

ブックメーカーにおいては、主に3種類のオッズ表記があります。それぞれ見方が異なりますので、きちんとその意味を理解しておくことが大切です。

基本的にブックメーカーでは、単一の表記しかないということはありません。以下で紹介する3種類、場合によってはそれ以上の選択肢の中から選べるのが普通ですので、自分好みの表記を見つけて、それを表示するようにしましょう。

以下で紹介するオッズは、

  • デシマルオッズ
  • フラクショナルオッズ
  • アメリカンオッズ

の3種類です。それぞれの見方について、詳しく解説していきます。

デシマルオッズ

デシマルオッズ

デシマルオッズは、最も一般的で分かりやすい表記です。ほぼ全てのブックメーカーにおいて、デフォルトでデシマルオッズに設定されています。また、計算も非常にしやすく見方も比較的簡単なので、初心者の方には特にオススメ度の高い表記と言えます。

 

デシマルオッズは、「1.5」「3.2」などといったように、小数で表記されています。

では、3.2倍のオッズに50ドルで勝負したとしましょう。すると、どれだけの配当を受け取ることができるか。計算式で表せば、

50ドル×3.2=160ドル

となります。このうち、利益はいくらになるかと言うと、払い戻し金額から投資金額を引けば求められるので

160ドル-50ドル=110ドル

となります。ちなみに、利益の110ドルを投資金額50ドルで割ると

110ドル÷50ドル=2.2

となります。つまり、デシマルオッズの場合、表記されている数値から1だけマイナスすることで、利益を求めることができるという訳です。

デシマルオッズが1倍以上の場合には、的中すれば必ず利益が出ることになります。

デシマルオッズの見方について、簡単にまとめておきましょう。

デシマルオッズの見方
  • 表記:小数
  • 払い戻し金額:投資金額×オッズの数値
  • 利益:投資金額×(オッズの数値-1)

フラクショナルオッズ

フラクショナルオッズ

フラクショナルオッズも、多くのブックメーカーにおいて選択できる表示形式です。いくつかのブックメーカーにおいては、デフォルトでフラクショナルオッズに設定されていることもあり、慣れてしまえばデシマルオッズよりも見方が分かりやすいと感じる方も少なくありません。

フラクショナルオッズでは、「4/5」「12/7」といったように分数で表示されます。

では、「12/5」に、100ドルを賭けたとしましょう。この賭けが的中した時に、どれだけの配当を受け取ることができるかと言うと、計算式で表せば、

100ドル×12/5+100ドル=340ドル

となります。つまり、フラクショナルオッズにおいては、投資金額に掛け合わせることで、利益を求めることができるという訳です。

しかし、実際に払い戻しを受ける金額は、利益に投資金額も加えたものになるため、式の最後に投資金額である100ドルを加算しました。

フラクショナルオッズにおいて、表示されているオッズの数値にプラス1をすることによって、総払い戻し金額を求めることができるのです。先ほどの例で言えば、

100ドル×(12/5+1)=100ドル×17/5=340ドル

というように求めることもできます。

ちなみに、フラクショナルオッズにおける「12/5」と表記されているオッズは、デシマルオッズの見方に変換すると3.4倍と同じ意味です。どちらが利用しやすいかは、個人の好みによって大きくわかれるところですが、概ね以下のように使い分けることになります。

  • 総払い戻し金額を知りたい→デシマルオッズ
  • 利益を知りたい→フラクショナルオッズ

最後に、フラクショナルオッズの見方について簡単にまとめておきましょう。

フラクショナルオッズの見方
  • オッズ表記:分数
  • 払い戻し金額:投資金額×(オッズの数値+1)
  • 利益:投資金額×オッズの数値

アメリカンオッズ

アメリカンオッズ

やや見方の難易度の高い表示形式に「アメリカンオッズ」があります。

アメリカンオッズの表示形式には、「+150」「+200」といった表記(ポジティブ表記)と「-100」「-180」といった表記(ネガティブ表記)の2種類があります。

それぞれの表記について、まずは簡単に説明しましょう。

  • ポジティブ表記:100ドルを賭けた場合に得られる利益
  • ネガティブ表記:100ドルの利益を得るために必要な投資金額

大前提の注意点としては、ネガティブ表記だからと言って、資金が減ってしまうわけではないということです。

では、実際に「+150」に賭けた場合を想定しましょう。100ドルを賭け的中させた時には、150ドルの利益を加えた合計250ドルの払い戻しを受けることになります。

50ドルで的中させた時には、75ドルの利益を加えた合計125ドルの払い戻しを受けられます。

表記の仕方は「100ドルを賭けた場合」に限定されているので、実際に自分がいくらベットするかによって、再計算しなければならないのは厄介な点と言えるでしょう。「自分は100ドル単位でしかベットしない」というように決めているような方にはオススメの表示形式と言えるでしょう。

ちなみに、アメリカンオッズでの「+150」の表記は、デシマルオッズとフラクショナルオッズの見方に変換するとそれぞれ以下のようになります。

  • デシマルオッズ:5
  • フラクショナルオッズ:3/2

次に、「-50」に賭けた時を想定します。この時、50ドルを賭けて的中させたなら、100ドルの利益を加えた合計150ドルの払い戻しを受けることができます。

100ドルで的中させた時には、200ドルの利益を加えた合計300ドルの払い戻しを受けることができます。

ネガティブ表記の場合、「100ドルの利益を受け取るために」という思考を持たなければならないので、慣れない方にとっては、やや見方が難しい表示形式であると言えるでしょう。

ちなみに、アメリカンオッズでの「-50」の表記は、デシマルオッズとフラクショナルオッズの見方に変換するとそれぞれ以下のようになります。

  • デシマルオッズ:0
  • フラクショナルオッズ:1/1

アメリカンオッズのネガティブ表記においては、その絶対値が小さくなるほど、高いオッズ、その絶対値が大きくなるほど、低いオッズであると捉えることができます。

仮に、ネガティブ表記で「-1」となっている場合、100倍という訳ですからね。どうしても数が小さい方がオッズも低く感じられてしまうところですが、アメリカンオッズのネガティブ表記の時だけは見方が逆になるということをしっかり認識しておきましょう。

オッズの見方注意点

オッズの見方注意点

ここまでオッズの見方について、詳しく説明をしました。最後に、補足としてオッズの見方においての注意点をいくつか紹介します。

オッズは常に変動する

オッズは常に変動する

オッズは、試合の状況やベットの集まり具合に応じて、常に変動しています。特にライブベット中は、とめどなく変動しており、試合状況によって勝利の可能性が高まれば低下、敗北の可能性が高まれば上昇します。

払い戻しの基準となるオッズは、実際に賭けた時の数値なので、試合中の数値の上下が最終的な払い戻しに影響を与えることはありません。しかし、ブックメーカーにおいては、特にライブベットにおいては「キャッシュアウト」を使いこなすことが非常に重要になります。

キャッシュアウトは、そのタイミングによって利益確定になるか損失回避になるのか異なってきます。具体的には

  • 賭けた時のオッズよりも数値が高くなっている時→損失回避
  • 賭けた時のオッズよりも数値が低くなっている時→利益確定

となるのです。どの表記で見ているかによって、現在オッズが上昇しているのか、それとも低下しているのかは異なります。そのため、自分が利用している表記については、正しい見方をきちんと把握しておかなければなりません。

オッズ=確率ではない

オッズ=確率ではない

高オッズほど実現可能性は低く、低オッズほど実現可能性は高いということを説明しました。しかし、それがそのまま事象の発生確率であるとまでは言えません。

例えば、デシマルオッズにおける勝敗予想で、対戦する両者のオッズが「1.5」「3.0」となっていたとしましょう。この時、1.5倍が66%の確率で、3.0倍が33%の確率で起こるという訳ではありません。

スポーツの試合は、コインを投げて裏か表かを予想するようなギャンブルではありません。オッズというのは、あくまでも参考に過ぎず、実際にベットを行う上では、きちんと関連情報を収集することが重要なのです。

まとめ

ブックメーカーで稼いでいくためには、オッズについてきちんとした理解を持っておくことが大切です。

オッズの理解なくして、ブックメーカーで勝利金を稼ぐことは、ほぼ不可能と言っても過言ではありません。キャッシュアウトにおいては、賭けた時点よりもオッズが上昇しているのか、それとも低下しているのかによって、意味合いは大きく異なってきます。最低でも、自分が利用しているオッズの表示形式の見方については、きちんと把握しておきましょう。

どの表示形式が良いのか、選べないと感じる方も多くいるでしょう。迷ったら、デシマルオッズがオススメです。デシマルオッズは、ほぼ全てのブックメーカーにおいてデフォルトで設定されているので、特に使いづらさや違和感を感じないという方は、そのまま設定を変えずにしておけばいいでしょう。

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