ブックメーカーは複利で運用!?

「ブックメーカーで稼ぐ」と聞くと、大きなオッズを的中させて一気に稼ぐというのをイメージされる方が多いでしょう。競馬やtotoのように、決められたスケジュールでしか賭けられないようなギャンブルの場合には、一気に稼ぐというイメージで良いでしょう。

しかし、ブックメーカーには24時間365日いくらでも賭けるチャンスがあります。そのため、大きなオッズを的中させるよりも、もっと確実に、効率的に稼げる方法があるのです。

その方法は、「複利の効果」を利用すること。ブックメーカーで稼ぐためには、この視点を持つことが非常に重要となります。「複利の効果」についてきちんと理解し、実践していけば、ブックメーカーはイチかバチかのギャンブルではなく、効率的に資金を運用する投資へとその姿は変わります。

この記事で、ブックメーカーで資金を複利運用していくということについて、詳しく解説していきます。

複利の効果とは?

投資において、マストで知っておくべき知識が「複利の効果」です。複利の効果とは、簡単に言えば、利子を元手に再投資をして、どんどん資金を膨らませていくこと。その資金の増え方は、「雪だるま式」と言われます。

雪だるまは、転がせば転がすほど表面積が大きくなり、接着する雪も多くなりますね。すると、雪だるまのサイズが大きくなっていくスピードもどんどん速くなっていくというわけです。

複利と対になる言葉が「単利」です。まずは単利と複利の違いについて、簡単説明しましょう。

単利と複利の違い

単利と複利の最大の違いは、元本のみが利子の対象になるのか、それとも元本+利子がさらに利子の対象になるのかという点です。少しわかりづらいので、具体的な例を用いて説明しましょう。

例えば、年利3%の金融商品に、1万円を投資するとします。単利の場合と複利の場合、それぞれについてどのように資金が増えていくかを比較すると、以下のようになります。

単利 複利
1年目 1万300円 1万300円
2年目 1万600円 1万609円
3年目 1万900円 1万927円

1年目こそ、単利複利ともに得られる利子は300円ですが、2年目だと単利では300円なのに対して複利では309円、3年目だと単利では300円なのに対して複利では318円と、徐々にその差が広がっていくのです。

そして、資金が倍の2万円になるには、単利の場合34年かかるのが、複利の場合は24年。何と10年もの開きがあるのです。

このように、どんどん雪だるま式に利益が増えていくことを「複利の効果」と言います。そして、この「複利の効果」はブックメーカーにおける賭けに運用することができるのです。

ブックメーカーは複利で運用すべし!

ブックメーカーで稼ぐにあたって、取りうる戦略の選択肢は以下の2つに大別されるでしょう。

  • 夢の高オッズを的中させて、一獲千金を狙う
  • 低いオッズを的中させ続け、小さな利益をコツコツと積み重ねる

長期にわたってブックメーカーで確実に資金を増やしていくのであれば、圧倒的に後者がオススメです。もちろん、ギャンブルなんて大勝負するから面白い、という意見もあるでしょうから、全員に絶対オススメというわけではありません。どのように稼いでいくかは、個人の自由によります。

しかし、ここで1つ疑問が湧くでしょう。それは「低オッズを的中させても資金が全然増えないのでは?」という疑問です。それはその通り。例えば、8倍と1.1倍のオッズにそれぞれ1万円ずつ賭けて的中させた時を比較してみましょう。

  • 8倍→8万円の払い戻し
  • 1倍→1万1000円の払い戻し

8倍のオッズを的中させれば、700%の利益(7万円)を得られるのに対して、1.1倍の場合10%の利益(1000円)しか得ることができません。確かに、このように比較すると、低オッズを狙い続けるのはむなしい気がしますよね。しかし、オッズには以下のような特性があることを把握する必要があります。

  • 高オッズ→的中させづらい
  • 低オッズ→的中させやすい

オッズ=確率ではないので、高オッズが絶対当たらないこともないですし、逆に低オッズが絶対に当たるということでもありません。しかし、オッズは高ければ高いほど実現可能性は低く、低ければ低いほど実現可能性が高いというのは、紛れもない事実なのです。

そのため、高オッズを狙っても、資金は増えるどころか、賭けを外して全てブックメーカーに吸収されてしまうということもよくあります。だからこそ、ブックメーカーにおいては低いオッズを狙って的中させていくことが重要なのです。

低オッズを的中させたら、元本+利益で再投資

しかし、毎回1万円を1.1倍のベットを的中させていったとしても、残念ながら資金は全然増えません。1.1倍というオッズはかなり実現可能性が高い事象に設定されるオッズです。具体的な例で言えば、

  • オリンピック金メダル候補 VS オリンピック初出場選手における前者の勝利予想
  • サッカー天皇杯におけるプロチーム VS アマチュアチームにおける前者の勝利予想
  • サッカーで試合時間残り20分において2点差でリードしているチームの勝利予想

等です。ブックメーカーでは、このようなオッズが24時間365日ほぼ欠かすことなく用意されているので、賭けるチャンスがなくなるということはありません。回数を重ねていけば、確実に利益は増やしていくことができます。しかし、やはり投資金額を一定にした単利の賭け方では、どうしても効率が悪いのです。

よりスピード感を出して、資金を運用していくのであれば、「複利の効果」を考慮した賭け方にする必要があります。それが、得られた利益を元本に加えて再投資するという運用方法です。

例えば、最初に軍資金1万円を用意して、オッズ1.1倍にのみ賭け続けるとします。何度も申しますが、1.1倍というのはかなり的中可能性が高い賭け方です。ここで、複利の効果を意識した賭け方をすると、資金は以下のように増えていきます。

資金 利益
1回目 1万1000円 1000円
2回目 1万2100円 1100円
3回目 1万3310円 1210円
4回目 1万4641円 1331円
5回目 1万6105円 1464円
6回目 1万7715円 1611円
7回目 1万9487円 1772円
8回目 2万1435円 1948円
9回目 2万3579円 2144円
10回目 2万5937円 2358円

毎回ベット額を1万円に固定していた場合には、10回連続で的中させたとしても、10回目の時点で資金は2万円。しかし、得られた利益も軍資金に加えて、新たに軍資金を増やした状態でベットを行うと、2万円を突破するのは8回目の的中時、そして10回連続で的中させた頃には、資金は2万6000円にも迫る勢いとなっているのです。そして、利益の金額も見ていただくと分かりますが、的中させれば的中させるほど、1回当たりに得られる利益も大きくなっていきます。

もちろん、このままずっと元本+利益の再投資を繰り返していけば、その回数ごとにどんどん1回の的中で得られる利益額が大きくなっていくのです。ちなみに、1カ月間毎日1回ずつ1.1倍のオッズに的中させたとしましょう。1か月を30日間と仮定すると、その資金は何と、15万8600円になります。一方元本は1万円に固定してベットし続けた場合は4万円にしかなりません。

いかに複利の効果が大きいということをお分かりいただけたでしょうか。

ちなみに、1カ月間毎日1万円を15.8倍のオッズにベットしたとしても、それが的中する可能性はかなり低いです。一方で、オッズ1.1倍を30回的中させることは決して難しいことではありません。また、最悪の場合ブックメーカーではキャッシュアウトにより損切りをするという選択を取ることもできます。そのため、低オッズに複利で賭けていくということを意識すると、驚くほどのスピード感で資金を増やし続けることができるのです。

複利運用はアービトラージよりも簡単な必勝法?

ブックメーカーの必勝法として有名なのは「アービトラージ」です。しかし、多くのブックメーカーではアービトラージが禁じられていますし、そもそもアービトラージが発生している賭け方を見つけるのも決して容易ではありません。

一方で、1倍台前半という低オッズを見つける作業は決して困難なことではありません。ライブベットの画面を開けば、必ずと言っていいほどそれらが用意されています。そして、もちろん1回1回きちんとした賭けを行うことになるので、ブックメーカーで規約違反になるような賭け方でもありません。

アービトラージは1回成功したとしても、得られる利益はわずか。しかも規約違反で目を付けられるリスクも背負うことになります。一方で、複利運用ならばサクサクベットでどんどん利益を増やすことができます。コストパフォーマンスを考慮しても、圧倒的に複利運用の方が効率が良いのです。

もはやブックメーカーの必勝法は、アービトラージよりも複利運用であるとすら言えるでしょう。

ブックメーカーで複利運用!具体的ケース

実際にどのようにブックメーカーで複利運用ができるのか、いくつかのケースから具体的に検討しましょう。

優勝予想よりも試合ごとの勝者予想

ブックメーカーで最も盛り上がる賭け方の1つが大会やリーグ戦における優勝予想です。サッカーW杯などの大きな大会では、1番人気であっても5倍台以上などの比較的高いオッズが付けられることが多く、的中すれば大きな払い戻しを受けることができます。

しかし、複利運用を意識するならば、優勝予想には手を出すべきではありません。その理由としては、

  • 結果の確定までに時間がかかる
  • 大会途中のアクシデントなどに柔軟に対応できない

といったものがあります。まず、複利運用を考えるならば、とにかくたくさんのベットをこなしていくことが大切。しかし、優勝予想は実際に大会が終わるまで結果が確定せず、当然払い戻しを受けることもできないので、あまりにも時間がかかりすぎます。

また、大会途中に中心選手が負傷離脱したといったようなアクシデントがあった際にも、賭けを変更することができません。

そこで実践したいのが、個別の試合の結果予想です。例えば、6回勝利すれば優勝できるというトーナメントがあったとします。そして、あなたはA選手の優勝を予想。1番人気のA選手の優勝予想オッズは3.5倍とします。ここで、A選手の優勝に1万円賭けたとして、実際に優勝すれば、3万5000円の払い戻しを獲得。なかなか美味しいですね。しかし、A選手の優勝を予想するということは、A選手が6連勝するのと同じ意味です。

では、A選手の1回戦から決勝戦まで、全ての試合においてA選手の勝利に予想すると仮定します。勝ちあがるにつれて徐々に相手が強くなることも考慮すると、

試合 オッズ
1回戦 1倍
2回戦 2倍
3回戦 5倍
準々決勝 7倍
準決勝 8倍
決勝 2倍

というように徐々にオッズも高くなります。この時、最初は1万円を元手にして、的中の都度得られた利益も再投資すると仮定すると、以下のように資金が増えていくことになります。

試合 資金
1回戦 1万1000円
2回戦 1万3200円
3回戦 1万9800円
準々決勝 3万3600円
準決勝 6万588円
決勝 12万1176円

オッズが一定ではないので、複利の効果の応用的な賭け方ですが、最終的に得られる資金の大きさの違いは一目瞭然です。優勝予想と個別の試合予想において、それぞれ得られる資金について比較すると

当たり ハズレ
優勝予想(3.5倍) 3万5000円 0円
6連勝予想 12万1176円 0円

もちろん、どちらのケースにおいても予想が外れれば1円たりとも払い戻しは受けられません。しかし、的中した時の払い戻しには大きな差が生まれるのです。もちろん、何度も何度も賭けるのは手間だから、という方もいるでしょうが、1つの大会においても複利の効果を意識して賭けていきたいという方は、優勝予想よりも試合ごとの勝者予想で賭けるのがオススメです。

もちろん、「A選手が決勝で負けるかも」というような嫌な予感が働いた時には準決勝終了時点で賭けを止めるという選択をとることもできます。

とにかく低オッズを狙う

賭けを的中させるのは、低いオッズで構いません。これまで説明をしてきたように、的中を続ければ続けるほど、複利の効果で得られる利益は雪だるま式に大きくなります。そのため、無理して高オッズに飛びつく必要など一切ないのです。

1倍台前半というような低オッズは、サッカーや野球、ラグビーなどの賭け方が豊富なスポーツならば、どんな試合においても用意されているでしょう。特にライブベットならば、すぐに結果が確定しますので、どんどん複利の効果の恩恵を受けることができます。

複利で運用していくならば、とにかく低オッズの賭け方を探し、そこにベットしていきましょう。それこそ、1.1倍以下というような超低オッズでも、とにかく繰り返し的中させ続ければ大きな利益を生み出すことができるので、全く問題ありません。

まとめ

ブックメーカーで資金を増やしていくためには、金融投資においても重要になる「複利の効果」を頭に入れておくことが大切です。複利で運用していくことの効果をきちんと理解できれば、リスクの大きな高オッズに賭けるという選択肢はなくなるでしょう。

しかし、オッズが低いと言えども必ず的中するという訳ではないことは注意しておく必要があります。あくまで実現可能性が高いというだけですので、最終的なベットは自分自身の判断にしたがってください。

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